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日本の美を伝えたい 583
日本の美を伝えたい 583
ガーデニングのコッテイジを高齢者も住む多世代住宅へ
「上段の間と客間のベンチ」
炉の脇の手摺についてコメントし
「背あて」にもなるとしました。
上段の間とベンチとはこのような段差があり、それは
座布団を置いて高さに少しゆとりがあるくらい。
上段の間エリアは床の框材が矩折りに二方向に回り
その上段の間として一段上がった状態を
客間側からみせるべく、ベンチと段差をつけ
手前のコルク床から上がる畳も1段下げています。
上段の間には、手摺、炉、壁見切り、障子の組子
腰張りなど直線のデザインが集中しています。
ずらしや透かしで全体をコントロールしてゆきます。