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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 146

「三浦の濃紫べんがら」

 

今までは暖炉のある側を見てきました。

今回は反対側の様子です。

既存の梁組の一部が白壁の中に浅く、また深く入る。

丸太のなだらかな曲線と柱や垂木などの直線とが

白壁にからみ

その白壁も左手、南の光を受ける面と

右手、東の光を受ける面とで

陰影のグランデーションをつくります。

既存の間取りや構造体をうまく利用し、

リフォームすると思わぬ美しさが出るものです。