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日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 548
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世田谷のコッテイジ―多世代住宅へのリノベーション7
1階から2階への階段を中央に 左手はダイニング、奥にキッチン、トイレシャワー室が、右はリビングに分かれる。
パーティーの際のテーブルにもなると以前のブログで書いた大谷石の踊り場に階段が足を下ろす。
階段段板は杉Jパネルの厚み36mmのものを使っている。そういえばこのコッテイジ全体構造は外壁にこのJパネルを使い、柱と柱の間に上から落とし込む工法を採用している。地盤もさることながら、地震に対する強さもそこから来ている。
今回のリノベーションにより右手のリビング奥には個室を増築、
左手のダイニングやキッチンは取り除いて、バスルームとトイレを設置、さらに奥には高齢の住まい手の個室を設ける。2階も個室を二部屋奥に増築し、格子部の本棚のあるスペースをそれぞれの書斎としてに使う。
リノベーションにより個室群とバストイレ、ファミリールームなど最小限の共有部をこのコッテイジゾーンに設けている。