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日本の美を伝えたい 531

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 531

藤沢I邸

手前にリビングとの境のカウンター、そしてダイニングキッチンの南側を見ています。

このアングルですと屋根が切妻型であることがわかります。

天井板を貼って梁や垂木を隠してしまえば電気の配線など天井裏に無造作に垂らしておけばよいのですが、表すとなるとそうは行きません。こだわりのある電気職人さんなので太い梁をドリルで貫通させ、梁の上を配線して目的の照明器具まで経路を確保します。

叉天井を貼らなければ構造材のデザインにも配慮せざるを得ません。

大黒柱を設けたり構造材を現す、理由の一つはそこで成長する子供の感性を磨くことにつながると思うからです。