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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 464
「四神相応の地に建てる」
右手にあるのがベンチだが板がそのまま奥に伸び
階段の10段目になっている。
その下の9段目は床の一部になり、
ここにも座って本を読む。
ベンチの背あて部分は黒竹、頭の部分を太い梁で
受けている。構造上は細身の梁で十分だが
下から見た時の柱や梁の構造的美しさを
意識し、あえて太いものにしている。
右上の三角窓からは得体のしれない光景が広がり
2階への興味を誘う。(実は見えるはずのない
屋根の軒裏)