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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 438

「四神相応の地に建てる」

 

ブログ430の画像をご覧いただきます。

正面赤べんがら壁の裏側が今回の写真になります。

左手前は洗面化粧室の入口、素木の引き戸引手部分が見えます。

正面から左手にかけて黒っぽい腰壁は何か意味があるのだろうか?

この部分430でも気づかれた方もいらっしゃると思いますが

左手に裏山があり比較的近くまで建物が接近しています。

すると山が崩れても家が崩壊しないように

山の影響範囲をコンクリートの壁にする必要があります。

山に近い壁であるほど高いところまで。

左奥のトイレはより山に近いので

北側の壁ほぼ全面がコンクリートでできています。

この写真の壁は少し離れますが、まだコンクリート壁の立ち上がりが必要です。

そうです、答)ここはコンクリート壁だからです。

木造の壁より厚みがありこのように室内側に張り出してきますので

その部分を黒べんがら壁で覆っているわけです。

次に天井に注目すると三角形上の段差ができています。

これは何のためにですが、、、、