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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 432

「四神相応の地に建てる」

 

赤いべんがら壁

板の張り方は凹凸をつける大和張りという仕上げ構法です。

板そのものは「木摺板」で

外壁のモルタル塗りの下地材として使われます。

つまり下地材なのですがプレーナーをかけてべんがらを塗装すると

このように杢目も現れ奇麗な壁に仕上がります。

この木摺り板は丸太の中央から四角い柱材を取った

周囲の辺材を用いるわけですが

廃棄物として処理されがちな部分を有効活用することで

林業の継続にも寄与しています。