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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 427
「四神相応の地に建てる」
写真はリビングの畳コーナーから南側の障子を見ています。
障子の桟はシンプルなもので竪残は2本の吹寄せ、横は1本、
と最低限の組子、にしています。
横長の桝型で構成される細かく分割された組子が
本来の障子のイメージです。
床から天井までの要素つまり
障子+腰板べんがら塗装+小窓の嵌殺しのガラス
で一つの壁面として構成し、あえて
重たくなる細かな桟を使用しませんでした。
この家は夕日が美しく見える事が主要なテーマであり、
このように左手玄関や薪ストーブスペースの奥まで
夕日が入る。
そして白壁には森の樹影も映し出されます。