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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 321
「鎌倉 天空の館」
今回は玄関の扉を開けて
見えるシーンです。
玄関戸は蔵戸を再生したものでしたが
正面の格子戸も昔の建具の利用。
ただ、ご覧のように4枚引き違いを3枚片引きに
タイプを変更しています。
この調整は古建具、購入先の古福庵で行います。
建具を引き片側に寄せるとはっきりしますが
さらに奥にも格子戸があり、この写真では
2か所の格子が重なって見えていることになります。
外部の写真では目立たなかった、
床の亀甲文様人研ぎが深い緑色を湛えています。
そのほか
上部に見える欄間も古い建具を使用し、2階と玄関とを
つなげています。