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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 311

「数寄屋ルネサンス」

洗面化粧室、陶器やコーリアンではなく

ここはステンレスを使用しています。

建て主が以前住んでいた昭和の家がそうであり

引き出しも当時のものに近づけています。

 

シンクにゆとりを持たせ、深めに作っているのも

水を一旦洗面器に入れて

それから洗顔する「伝統」を引き継いでいる

ところからきています。

 

わきの杉板は天井板の余りですが、浮造りの杉材が

光を受け、その表情の豊かさを

まじかに見ることのできるスポットになっています。