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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 290
「数寄屋ルネサンス」
前回のブログ写真で
天井板に使われていた杉材です。
場所は東京デズニ―ランドにちかい
浦安の木材センター。
問屋さんがいくつか集まっています。
目当ての問屋さんにはなく仲間の問屋さんから出てきた
材料をいただきました。
秋田杉のうづくり源平仕様のものです。
木目には固い冬目とやわらかい夏目がありますが
やわらかい夏目をワイヤーブラシ等でこすりへこませ、
固い冬目を浮き上がらせ、木目を強調した作りです。
源平とは、木目の赤い部分(赤味)と白い部分(白太)
分かれている材料の事です。
写真では板の中央部が赤味、端部が白太になっています。
板の厚さは7mm、幅は30㎝、長さは190㎝
このままですと表面の板の表情はわかっても
その下にどの様な材料が重ねられているかは不明。
そこで梱包をといで並べることにしました。
それは次回に。
なお浦安の近く有明の東京ビッグサイトで
本日まで
インバウンドJAPAN2017が開催されています。
当社もそれに出展し、和風の旅館や民泊の参考になればと
活動を展開しています。
大きなイベントですのでセミナーも同時開催されており、
昨日は外務省が行っているJAPAN HOUSEの
パネルディスカッションがあり聴講してきました
ついでがあればお立ち寄りください。