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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 285

「数寄屋ルネサンス」

五年前、新築した家を

新築以前の昭和の家に戻す工事を紹介しています。

 

新築時の設計者は当方ではなく別の方です。

ですが、工事は新築を行った会社が担当しました。

改修範囲を解体する工事までですが。

 

写真は玄関の土間部分です。

建具にしても、幅木などの造作材にしても普段は

べんがらで黒く塗りますが、数寄屋なので塗りません。

すると右手の画像の幅木のように赤味と白太の部分がはっきりしてきます。

また、杉、ヒバ、欅など異なり色味が目立ってきます。

 

べんがらを塗った場合、落ち着いた統一感と、古色が醸し出されます。