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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 262
「柏の黒紫べんがら」
階段の後方には1階のトイレが、さらに奥にはガレージがある。
道路と敷地とは1メートルほどの段差があり、
かつ、家のフレームの中にガレージを組み込んでいるので
ガレージの天井は住宅内部に中二階の床となって表れる。
写真の階段は上で右に折れ曲がって昇って行くが
折れ曲がるあたりは以前踊り場となって、そのまま奥に
ガレージ上の中二階を形成し、トイレと浴室があった。
今回の改修でもトイレの位置はほぼ変わらないが
1.2階の中間にではなく、2階レベルに設けている。
屋根は今回形状を変えてないので
トイレの天井はだいぶ屋根に近く迫ってくる。
これもガレージの存在がもたらす改修ならではの
ありようといえる。
どんな感じなのかは次回以降に。