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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 250
「柏の黒紫べんがら」
今までは
庭の眺めでしたが、
今回は居間の北側を望んでいます。
真壁の柱割が家具の幅寸法にあい
べんがら格子の建具も部屋の隅部分を引き締めています。
格子戸は2階や浴室トイレなど水回りに続きます。
一方キッチンは右のゲートを潜るとあらわれ、
少し見える階段を上がると
そこは食品庫。
ところでガレージが家の内側に取り込まれているのですが
そのガレージの一部を空間的に有効利用している
それ故の階段なのです。