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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 225

「べんがらを塗る」

べんがらを素木に塗った事例を紹介してきましたが

塗装の実際を説明します。

写真の下に白く写っているのは針葉樹合板(ラーチ合板)、

塗装前の状態です。

後ろは塗装後の合板

光の当たり具合でこのようにいぶし銀の様な渋い表情を見せます。

写真の合板は天井の野地板に使用予定なので、

間近に見るわけではないが

1枚1枚チェックして木目の良いものを

あらかじめ選び出します。

この塗装作業ですが、

写真の現場の場合、お客さんと仲間5人で行い

91㎝×182㎝の合板111枚を朝10時から夕方4時まで

1日で塗り終えました。