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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 187
『わびさび庵』
前回の画像は階段室を正面から見ていましたが 今回は少し斜めから望んでいます。
階段中央の柱と梁との関係、壁の中に入っている 桁や、梁の関係が立体的に眺められます。
梁にはプレカットの段階で梁に溝を切り 建具のハンガードアのレールを埋め込んでいます。
ドア枠などの煩わしいものを取り払い、シンプル、かつ洗練された美しさを見せています。
それにしても、建築主の自主施工エネルギーには感服します。
それがなかったら、白壁は石膏ボードの黄土色の紙が見え 赤べんがらの木部は白木のままで、工事途中の様相を呈していた 、、、のですから。