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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 186
『わびさび庵』
右のトイレの引き戸は締めて 階段室全体を見ています。
工事中の現場を眺め、どうも、階段の中心に柱があって 上の梁でそれを受ける構成がこの空間にふさわしい!
と思うようになって、現場変更。 但しほかの梁の大きさをそがぬよう 控えめな寸法に。
ちなみに、柱は6センチ四方と細身。 受ける梁は9センチ四方の断面にしています。
手すり壁上の笠木は4センチの厚み。
細身の柱を置くことで奥ゆかしさを出し心理的な広がりを得ています。