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製図版に向かい図面を描く姿
設計者の仕事の一つに、図面を描く、という仕事があります。
当たり前なのでは?と、思われるかもしれませんが、実際には、この「図面を描く」という作業は、お客様の前で行うことは無い(打ち合わせ中にスケッチを描くことはあっても)ので、お客様にとっては、見えない謎の部分と言えるかもしれません。
という訳で、今回は、その図面描きの作業風景を公開いたします。
写真は、所長の藤本が、製図版に向かって、図面を描いている姿です。
事務所の、すだれを掛けた西向きの窓に面して製図台が置かれ、そこが藤本の製図スペースとなっています。
スタッフは全員、パソコンに向かい、CADを用いて図面を描きますが、所長の藤本は、製図版に向かい、手描きで図面を描きます。
仕事が乗っていて、どんどん図面を描いているようなときは、この、事務所の奥の製図版スペースから、口笛が聴こえてきます。
離れたスタッフの席で聴いていても楽しくなってしまうような、かなり流暢な口笛です。
アイデアを出そうとして頭がフル回転の時は、よく独り言が聞こえてきます。
「これは・・・。そうだな~。よし、こうしよう!」
こうして、数々の建物が生み出されていきます。
N.H.