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「京都の町屋」に住む―6

キッチンカウンターから板の間を見た画像。

右手前キッチンカウンターはタモの集成材。

ベンガラ塗装の上、布で磨き木目を現し蜜蝋ワックスをかけている。

中央の板戸はラワン合板フラッシュ戸にベンガラ塗装。

この2枚は右の白壁位置に引き込み重ねられる。

すると左手に和室が現れる。左手、壁下の開口から和室の斜め壁が窺える。

斜め壁は手前に伸び居間の壁に当たる寸前で止まり、画像のように隙間から日差しを取り込む。

白壁右手の格子戸も白壁と重ね、都合3枚、戸が重なる。

すると玄関ホールとも繋がり板の間が急に広がる。

建具と白壁でこのようなモダンなイメージにすることも可能である。