ブログ

片瀬山の家

新しい住宅を紹介します。

場所は神奈川県藤沢市海からの風が心地よいところです。

いきなり外壁の見上げ画像ですが鎌倉設計工房で創る住宅の特色を現しています。

すなわち外壁は木摺板大和張りベンガラ塗装、1階開口部にはベンガラ格子。

格子に使用している木は3cm×4cmの断面を持つ部材で壁下地に用いられます。

また大和張りとは板の両端を重ねて凹凸面のある外壁を作る方法です。

木摺板は1.2cm~1.3cm×9cmの平らな板です。これも下地材。

これらの材料は一本の丸太の中心から柱を取った残りの部分を加工したもので、

この部分を有効活用して初めて柱の値段が安定するというその為の

大切な脇役を演じています。