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片瀬山の家-あれこれ

ベンガラを塗った小幅の板(木摺板)を外壁に凹凸を付けて打ち付け、陰影を出す。
大和張りは毎回行っているが、白い板で行っても美しい陰影をつくる。
これは例の「一反木綿」部分トイレの入り口。
杉板に白ペンキを施し、布で拭取り木目を現す。
すると木の肌色がうっすらと浮かび上がる。
ベンガラのようにベタッと塗らず生地の表情をうっすら出すうす塗り感もまたよい。
手前に出ている部分が白で奥まったところが薄い肌色、それが交互に並ぶ。
午後の日差しのなせる業である。