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鎌倉の家 和室3 分離発注メモ4
前回茶室の落ち着きを持った障子の構成、と書きましたが実際はこんな感じです。
障子部分はそれぞれ2枚組みの建具に見えますが、全体をひとまとめにした一枚戸で、それぞれ右と左の壁に引き込み、庭やデッキに向かって全開し、外部との一体感をもつ設計としています。
天井は茶室のように、立てば人の頭が着く程、低くはないので、外の見える部分を下に限定し、重心を低くして、落ち着いた、たたずまいにしています。
天井は杉の板ですが木目の方向を隣同士反対にして張り市松状にデザインししています。
分離発注メモ4
木製建具を建具屋さんにオーダーして作るということが少なくなりました。
枠とドアがセットになり多くは塩ビ製木目プリント、カンナも掛けられない。
それもひとつの文化なのですが、寂しい気もします。
画像のような無垢の木でしかもすべてオーダーの建具は贅沢かもしれません。
が直接建具屋さんと交渉する分離発注なら手に入りやすいといえます。