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べんがらKa邸-No12

1階におりて行く階段からの画像です。

リビングダイニングの広がり、キッチン上の小屋裏物置などを望みますが 小屋裏の手摺と梁の構成、そして幅の狭い階段のあり方など、 全体が一つの大きな家具のように見えるよう意識しています。

岐阜県高山の民家、吉島家や日下部家の吹き抜けは柱や梁、 更に屋根を支える木組みによって構成され 垂直と水平の線により見事なデザインとなっています。

それほどダイナミックではないけれど、Ka邸でも柱梁、手摺、一部の屋根組みで 水平垂直をデザインし和のイメージを作っています。

この和のイメージは決して昔の民家に限ったものではなく モダニズムの現代建築に通じています。