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横浜都筑の家-No2 玄関ホール

京都の町屋であるなら

画像土間先の格子戸を開ければ玄関前中庭となる。

斯様に伝統建築を意識した構成だ。

建物は新築だが左右の建具は古い。

オーナーの支給品だが色艶に優れ

大切に使われていたことがうかがい知れる。

片瀬山の家、吹き抜け手摺にも活用した欄間は銀座の料亭で使われていたもの。

漆が映える。

靴脱ぎ石は長野県の諏訪。町屋の蔵、基礎の石。

これも片瀬山の家に使用したが若干小ぶりだ。

新しい部分の木部はべんがらで

古いところは漆と、新旧を区別する。

右の内玄関戸は格子の間に隙間があるが、

このように明るい側からは奥が見通せない。

奥からの画像をそのうちお見せしよう。