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ベトナムの「横浜」
画像は横浜の山下公園を、ホテルニューグランドから見下ろした風景。
といってもあながちはずれではないほど。
実際はベトナム。ホテルマジェスティックの屋上からサイゴン川を眺めている。
マジェスティックといえばベトナム戦争の際、開高健が根拠地としていたホテルとして名高い。1925年の創業、コロニアルスタイルでニューグランド同様のクラシックホテルだ。
泊まったのは別のホテルだが、床材や家具の工場見学で昼間はびっしり埋まっていたせいか気を抜くため、ここに。
インテリアは改修されているとのことだが、大理石の床や漆喰の壁などオリジナルは比較的保存されているようだ。
それにしてもサイゴン(ホーチーミン市)は活気がある。
バイクがイワシの群れのように集団で道路を往来するせいもあるが郊外の高層マンション群や、画像ホテルから見るサイゴン川の対岸に広がるリゾートのような整備された地区を見るとその感が深い。
スーパーコンビにはあるが数は少なく、一般市民が食材を買うのは露天の売店で野菜は無論、肉も生で売っている。気温も35度あり生で大丈夫なのだろうか?
横浜駅周辺の当事務所近く、歩道を歩いていても外国語が飛び交う。
アジア各国から日本語を学びにくる若い人たちが多いせいだろう。
以前、弁当屋の店先で出来上がりを待っていた時、ベトナムの留学生と片言の会話をしたこともあり、意外と身近なところに国際都市横浜の一面があった。