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横浜都筑の家-No9 型ガラス
今回は
前回画像の左手、
ガラス格子板戸、そのガラス部分を拡大した画像だ。
模様は笹の葉だろうか、光の当たり具合で部分が際立って見えたりする。
出自は定かではないが、
おそらく古民家の土間に面した板の間とその奥の和室との境に
用いられた建具ではないだろうか。
いずれにしても細かな手仕事のなせる業で現代ではまれなケース。
これは和風住宅のケースだが
まもなく完成を向かえるシェアハウスタイプのモダンアパートメントでも
以前敷地に建っていた和風住宅の建具を全面的に再生し使用する。
欄間についても階段手摺部分に使用、一般的ではなくなってしまった、
木製建具の現代的な使い方を試みている。