ブログ
木更津の家-No4
前回は庭からだったがガレージスペースを道路側から観ている。
屋根を支える構造体をそのまま現している。
天井を張れば木組みは見えなくなるし、すっきりする。
また細かな部材一本一本を塗る手間も掛からず
したがい、お金もかからない。
しかし
これを見た人は
伊豆韮山の江川邸や高山の吉島家のごとく柱や梁、
が一本一本光り
木の全員で支えあっている様子が分かる。
屋根を支える成り立ちがわかる。
この木更津の家では昔の大工が行ったように
木にはベンガラが塗ってある。
が大工ではなく建て主自身が延々と塗装を行った。
手間隙かけて行う事が家作りにおいてとても重要だと思う。
格がにじみ出てくるし、愛着も芽生え、家族の住まい方が変わっても
工夫して、おそらく家も長生きし、エコにもつながるからだ。