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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 2
Dancing Butterfly
画像は個室の物。
壁をグレーにし、
天井もベンガラの濃紫
と昨日と同じだが、
南側敷地境界に隣家が3階建てで迫る。
そのためあまり大きな窓を開けられない。
そのためもあるが
明りはかなり抑制されている。
壁天井床も白にしてしまう
モダン建築であれば、このくらいの
大きさの窓でもよいが
上記のように暗くする仕上げ材の
選択になっている。
暗いという意見もあるが
明るすぎるモダン建築に比べてであって
適度の癒される、落ち着きのある
明るさになっている。
昭和や、大正、明治の建築を調査するたびに
何とも心休まる気持ちになる、
原因は何か?
その一つは明るさにあると思う。