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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 12
日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 12
小田原街歩きの最後は、やはり小田原城。
写真は城に至る途中の門(銅門-あかねもん)です。
男性的な力強い石組と
女性的な白い漆喰の櫓部分が
コントラストの美を放ちます。
白い漆喰は汚れそうで汚れない、
屋根の軒の出がある事にもよりますが
壁の中間に2本の帯が見えると思います。
これが水切りの役目をし、
壁に伝わる雨を途中途中でおとし
汚れも落とし
壁の美しさを保っています。
台風の通り道、室戸岬に近い
高知県の民家が参考になりますね。