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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 13
銅門をくぐるときに
見上げた画像です。
銅門というだけあって
扉や柱に銅板を使っています。
ここで気が付くのは
画面、上の、垂木です。
白く漆喰で包まれていますが
間隔が通常の45㎝ではなく
更に狭い30㎝になっていることです。
屋根の荷重や軒の出とも関連するのですが
通常より多くの垂木を使っています。
軒裏のデザインとしてもこの方が美しいと思います。
現在千葉で進行中の現場でも、
この試みを行ってみました。
というのも
千葉の古民家の多くが、
垂木は30センチピッチ、これが
不文律になっているようでしたから。
どの家も軒裏がゴージャスです。