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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 29

「保土ヶ谷の赤ベンガラ」


少し前のブログ

「鎌倉設計工房の仕事 26」で

紹介した写真と、角度は同じですが

今日は塀を乗り越えて

眺めた画像です。


ベンガラ大和張りの

壁が少し開いている様子や

2本の腕木によって

屋根が支えられている様子


壁からの

屋根の出は、一番手前がほとんど

0に近く、先端は1.2mほど出ています。


従って

手前から先端に行くほど屋根は下がり

(鎌倉設計工房の仕事 27の写真でよくわかります)

、また屋根の先端に沿って走る樋も下がり

水はけもよく、下がりきった庭側で

地面に落ちます。(コンクリートの円形部分)


この様子はむしろ前回の向こう側から

写したブログ画像(鎌倉設計工房の仕事 28)に

よく表れています。