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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 34

「保土ヶ谷の赤ベンガラ」


今日は

玄関ホールに入り

振り返って外を見た

写真です。


そとのポーチ部を

深く覆っている軒の様子が

見て取れます。


ここから見ると

軒も階段道のこう配に

合わせたかのごとく

右下へと下ります。


この写真は

今までの物と異なり

晴天時に写しているせいか、

赤ベンガラの色がさえます。

床は炭入りモルタル金鏝、押さえ

落ち着いたグレーです。


昔の職人は四半敷に目地を入れて

あたかも敷瓦で覆われているような

イメージを出しています。