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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 43

「保土ヶ谷の赤ベンガラ」


南側の大きな開口部からの光で

このリビングエリアも

明るく照らされていますが、

ここには南側に

70センチ×80センチの

小さな窓があるだけです。


画像に見える

左や突き当りの

窓の大きさです。


窓をわざと小さくし

リビングエリアは壁で囲まれ

外から守られている、

そんなイメージです。


光のトーンを落とし

落ち着くスペースにしています。


部屋中すべて明るくするのではなく

気持ちの変化同様に

メリハリをつけることも大切です。


写真に映る換気フードの後ろ側に

昨日紹介した勝手口ドアが

仕組まれています。


ここの光ですと

床の「檜」と

キッチンカウンター腰壁の

「杉」とが良い対比をなしていますね。