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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 59

「藤枝の濃紫ベンガラ」


昨日に続き

結霜ガラスです。

この味わいがいいものですから

何度でも紹介します.


ガラスそのものは薄いので

強化ガラスと抱き合わせて使っています。


生産地で製法が若干

異なるのでしょうか

テイストが異なるものも見受けられます。


宮城県に青根温泉不忘閣という

秘湯がありますがそこの文化財クラスの建物

「御殿棟」の廊下ガラス戸

にたくさん使われていました。


ここはペイズリーのように

霜の文様がはっきり出ています。


鎌倉の比企が谷幼稚園入口欄間

(昭和初期の建物ですが)

ここの調査でも見かけましたが

やはりもう少し模様がはっきりしていました。


でもシャーベットのようで夏は涼しそうですね。