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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 76
「藤枝の濃紫べんがら」
写真の左下に踊り場の床が
ほんの少し見えます。
従ってブルーの壁は
左手の白壁の裏側になります。
踊り場の床と一段下の踏板とのすきまが
明るくなっていますが
実際、すきまがあります。
玄関ホールからは
この部分の裏側が見えるので
それなりの美しさが求められます。
手前の柱にスタジオ側から梁を通し
踊り場の床を支える形で
裏側をすっきり見せます。
69や61のブログを見ていただくと
玄関ドアの左手になりますが
お分かりいただけるのではないかと思います。