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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 87

「藤枝の濃紫べんがら」


ブログ85の扉3枚閉めた状態が

今回の画像左手となります。


壁はクロスですが

京唐紙の雲母摺りのようでもあり

地味なベンガラ色のインテリアに

華やかさを加えています。


奥のライブラリーの上だけ

小屋裏になっておらず

天井まで吹き抜け

解放感を出しています。


梁や桁の高さは24センチあります。

構造的にはここまでの寸法は

必要ありませんが

力強く重厚で、頼りがいや

安心感につながります。


家に守られている

イメージですね。