ブログ

日本の美をつたえたい―鎌倉設計工房の仕事 114

「成田の濃紫べんがら」

 

今回は縁台床の「石檜」をまじかに見よう。

この檜、さすがにべんがらを塗る気にならない。

千利休も2種類のインテリア、白木にべんがら塗りの色付九間之書院と

べんがらを塗らない檜書院とを構えたといわれるが、やはり塗装しないほうが

檜の肌色の味わいが出て,ともに捨てがたい。

 

なお土間の床は小粒砂利洗い出しで仕上げている。