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日本の美をつたえたい―鎌倉設計工房の仕事 120
「成田の濃紫べんがら」
玄関ホールの写真に戻ろう。
突き当りが庭への出口
したがい右手が水場になる。
よく見ると柄杓のはいったバケツや
とれたての野菜だろうか、
洗われるのを待っているような、
使い方がこの水場で行われている。
正面のツインポリカの建具から
うっすらと
外部の様子が伝わる。
隣地には擁壁があるようだ。
また軒は深く庭側に下がり、外に出る際
あたまをチョット気にするくらいの低さ。
人の背丈に合わせている。