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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 125
「成田の濃紫べんがら」
前回は西日輝く写真だったが
今回は落ち着いた光の時間に撮っている。
中央の箱階段(階段箪笥)は欅(けやき)材。
手すりの取り付けが難しい。今回は
木ではなくスチール製にして固定個所をとばし軽快にみせる。
松岡信夫さんの作品。
スケッチを渡して作ってもらった。
手すりの下部は床に、上端は束柱に固定。
後付けの踊り場部で支柱を建てる。
当初、下の固定は床ではなく
箱階段の1段目側面の予定だった。
しかし、欅材を痛める可能性があったので
床に直接固定している。